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スクエニ・最新PVレポート

スクウェア・エニックスブースで「FFXIII」、もしくは「KHBbS」を試遊すると、100インチほどの画面で約20分の最新PVを鑑賞することができる。FFXIIIの試遊が60台、「KHBbS」の試遊が30台なので、1回の上映で鑑賞できるのは90人。

毎年の同社恒例クローズド・メガシアターに相当するこの上映をテキストでレポートしよう。

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■KINGDOM HEARTS Birth by Sleep

 今回PVの前半部分のBGMは今回初めて公開された曲で、「KHⅡFM」のシークレットでも使われていた「Fate of the Unknown」をアレンジしたもの。(後半は今までのPVのBGM/Fate of the Unknown)

 世界のどこかに星型の実をつける樹があること。その実を模したお守りを持っていると、どんなに離れ離れになってもまた必ず会えるという言い伝えがあること。そんなことを話しながらアクアは、テラとヴェンに星の形をしたお守りを渡す。そのアクアの表情は、眩しいほどの笑顔だった。

 そのお守りは、「KHⅠ」でカイリが作っていたサラサ貝のそれとよく似ていた。アクアの言う星型の実とはパオプの実のことと思われるが、彼女はどこでこの話を知ったのだろうか?


 場面が変わって黒髪の初めて公開される男性キャラクター(やや中年?)が、テラとアクアに向かってマスター承認試験についての話をしていた。その後ろに椅子が2つあり、右側の椅子にはマスター・ゼアノートが腰掛けてる。しかしヴェンの姿は見当たらない。ヴェンはまだ承認試験を受けることが出来ないということだろうか?

 また、テラが「俺は何を学べばいいのですか?」とマスター・ゼアノートに聞き、それに対し「そのままでいい。心の闇を消すのではなく、力で制圧するのだ」と答える場面もあった。以前公開されたPVではマスター・ゼアノートが「心に闇を抱いた者にキーブレードを操る資格は無い」と言っていたが…?

 今回のPVではマスター・ゼアノートの弟子と思われる仮面の人物が初めて喋るシーンがあった。

 その場に一緒にいたのはヴェンだが、会話の内容は「テラがテラではなくなる(テラと言う存在がなくなる)」と言うもの。会話の内容も気になるが、この時の仮面の人物のキーブレードの構え方がリクの構え方と似ていることも気になる。以前、野村氏が「闇にとらわれていたリクも、たまたまあの服になったのではなくちゃんと設定がある(KHⅡFM+アルティマニア)」と話していたこともあり、リクとの関係も気になるところ。

 また、白衣を着た「ヴィクセンによく似た男」が、ヴェンに向かって「君とはまた縁がありそうな予感がする」と、まるでロクサスのことでは? と思えるセリフを言っていたり、襟元に赤いハートをモチーフにした飾りの付いた黒地に白い縁取りのあるコートを着た「ザルディンとレクセウスによく似た男」の姿も確認できた。

 「KHBbS」は過去の話なので、彼らの服装から予想するに、XIII機関メンバーが人間だった頃の姿だと思われる。恐らく彼らの名前は、エヴェン(のちのヴィクセン)、ディラン(のちのザルディン)、エレウス(のちのレクセウス)だろう。

 最後に「KHⅡFM」のシークレットEDとほぼ同じ場面で、マスター・ゼアノートが周囲に無数に突き刺さるキーブレードについて「かつて主人の心とひとつになり力を宿していたキーブレードの成れ果て」「キーブレード戦争の跡」などと話をして映像は終わる。この時、周囲に刺さっているキーブレードの中には、「KHⅡ」でソラが使う「スリーピングライオン」や「フェンリル」も確認できた。

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■KINGDOM HEARTS coded
 アバターキングダムで追加されたミニゲームのほか、「KHコーデッド」でも新しいバトルシーンが公開された。映像の最後にはディズニーキャッスルにいる王様・ドナルド・グーフィー・ソラにチップとデールが「何者かがデータに侵入しようとしている」と伝えているシーンが。

 そこに現れたXIII機関のコートをまとった人物がフードを外すと、意外にもその姿はリクだったのだ。声も顔もリクそのものだが彼は「俺はリクじゃない」と言う。データに侵入するなど彼の正体や目的が気になるところだ。

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■The 3rd birthday
 盛り上がる人混みの中、一人浮かない顔をしたアヤのムービーが初公開された。PSPとは思えないほど作りこまれた肌の表現などは短い映像の中でも印象深い。何よりアヤが美人だ。

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■DISSIDIA FINAL FANTASY UNIVERSAL TUNING
「FFⅠ~FFⅩ」までの主人公が紹介されたあと、「FFXI」のシャントット、「FFXII」のガブラスの英語版ボイスが公開された。途中、今回追加となった皇帝の空中で使用可能なフレア、セフィロスの天照、スコールの空中でのBRAVE攻撃・HP攻撃が確認できた。また映像の最後では「FFⅠ」のウォーリアオブライトの英語版ボイスも公開された。

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■FINAL FANTASY Versus XIII
 今回も新規PVが公開か! と目の色を変えたが、初期PVで使われていたバージョンのsomnusをBGMに、野村哲也氏が開発機材上でノクティスを動かす(プレイする)テスト映像が公開された。

 主人公のノクティスがヴェネチア風の夜の街を探索するシーンでは、たくさんの通行人も確認できた。また、草原を疾走するシーンでは、恐竜のような巨大モンスターも登場した。ノクティスは、立ち止まると腕を上にあげて伸び(ストレッチ?)をするなど、自分で動かしていない時の動きも実に自然だった。

 今回の実機デモで気になったのは、ノクティスの服装。背中に模様のあるロング丈の半袖ジャケット(下はおそらくTシャツかタンクトップ)・7分丈のハーフパンツにショートブーツ(色は全て黒)と、パッと見の雰囲気は以前の服装に似ているものの、よく見るとデザインが異なっていた。

 両手は今までと同様に、黒いグローブを付けていた。全身黒で統一されていたが、ブーツの底は赤とインパクト大。

 もちろん今回は開発実機上のキャラなので、これに変更されたと解釈するのは早計だが、他のキャラクターも含めて、衣装がどうのようなデザインになるのか気になるところ。

 また、バトルシーンは公開されなかったものの、モンスターの姿は確認できた。バトルシーンの公開も待ち遠しい。

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■FINAL FANTASY Agito XIII
 ムービーは同じだが、バトルシーンがまったく新しいものに。複数人やコマンドで戦うのは同じだが、画面左上に「1分以内に魔法をつかえ!」などミッションらしき物が戦闘中に表示されるようになった。ミッションをクリアできなかった場合、なんらかのペナルティが発生するのだろか?

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■FINAL FANTASY XIII

 PVをガラリと一新し、菅原紗由理のテーマソングをバックに、非常にドラマを感じさせる内容となっていた。

 まずオープニングは、ライトニングの妹であるセラとスノウの2人が花火を見ているシーンから。セラが、自分がルシになったこと、スノウとの婚約発表。それをライトニングに伝えようと会話をしている。セラに「来年またここに来よう」と言うスノウだが、セラは涙をこぼす。ルシとしての重さが表されたようなシーンだった。

 画面は変わり、ライトニングとホープが会話をしているシーン。両親が死んでからセラを守るために早く大人になりたくて、親からもらった名前を捨てライトニングとなったことを告白。しかし実際には守るどころか傷つけてばかりだった、と自分の後悔を話している。ライトニングが自分の過去や弱い部分を語ると言うのは新鮮だ。

 サッズがヴァニラに銃を向けているシーンでは、ヴァニラが自分を撃つように言う。しかしサッズは「死にゃ許されると思ってんのか?!」と怒りをあらわにする。のちにサッズとヴァニラが聖府軍に拘束されているシーンで、ジル・ナバートが「サッズの息子のクリスタルを、コクーンを救った悲劇の英雄として記念碑にする」と話しているシーンがある。サッズがヴァニラに銃を向けていたこと、また息子のドッジがクリスタルになってしまった(?)ことにヴァニラは関係しているのだろうか?

 スノウとヤーグ・ロッシュが会話をしているシーンでは、聖府軍に銃を向けられたスノウが、ルシである自分たちも同じ人間であり、コクーンを守りたいこと思っていることを伝える。ロッシュはスノウの言い分もわかるが、ルシと言う存在自体がコクーンにとっての脅威であり、スノウ1人の命に対しコクーンに住む数千万人の命を犠牲にすることは出来ないという。

 別のシーンで、ライトニングとホープを追うロッシュが聖府軍の兵に「2人ではなく2匹と思え」と伝えるなど、聖府軍のルシに対する扱いは酷いことが伺える。

 スノウがホープといるシーンでは、「前に進むしかない」というスノウに対して、ホープは「逃げているだけだ!」と声を荒げる。それに対しスノウが「死んで償えばいいのかよ?!」と返すと、ホープは「じゃあそうしろよ!!」といっそう声を張り上げる。それと同時に爆発が起こりスノウは手すりごと落下してしまう。スノウの安否も気になるが、このホープの起こした爆発はルシの力なのだろうか?

 また今回のPVで新たに公開されたのは、右肩に白くルシの刻印がある黒髪の女性。彼女はアイメイクが濃く、艶やかな雰囲気。聖府軍に拘束されたスノウは彼女を見て「ルシ…なんで聖府軍と?!」と驚きを隠せない。彼女はスノウの疑問に答えるでもなく「てめぇの心配でもしとけ」と言う。ルシを排除しようとする聖府軍になぜルシがいるのか? スノウたちの刻印が黒に対し、彼女の刻印が白だったことは何か関係があるのだろうか?

 映像中、ルシになってしまったホープが父親に「しばらくしたら家を出て行くよ。ルシをかくまっていたら…」と言いかけるが父親は「ここがお前の家だ」と言うシーンや、ライトニングが「人間はファルシに飼われている」「私もファルシが支える世界で、ファルシに与えられたエサを得ている」「その生き方を奪われたら、私は迷うだけだ」とファルシや自分の生き方に対しての思いを打ち明けるシーンもあった。

 戦闘系の映像としては、サッズの召喚獣が初公開。全身を炎の鎧で纏った巨大な赤い召喚獣は、彼が合図するとクルマに変形し、激しくスピンしていた。

 海辺の桟橋のようなところで、セラが「わたし、みんながいるからきっと乗り越えられる」とルシとしての使命を果たそうと決意しているようなセリフに対し、ヴァニラが「ごめんね……ごめんなさい」と謝罪するシーンが。ヴァニラは何に対して誤っているのだろうか? セラをルシにしてしまったのがヴァニラなのか、それともルシを抹殺しようとする聖府軍のやり方(ルシは脅威とする聖府軍の考え)に対してだろうか?

 ちなみにヴァニラは、"ヲルバ=ダイア・ヴァニラ"と、身分が高そうな名前を持つ。これは予想であるが、親がコクーンの権力者とか、聖府軍の方針を決定する立場にあるものの、自分にはそれを止められないことに対して謝罪しているのかもしれない。

 映像の最後には倒れたセラを抱きかかえるライトニングと、セラの手を取ろうとするスノウ。しかしライトニングは「触るな!お前はセラを守れなかった!」とスノウに厳しく当たる。そんな2人にセラは「守れるよ。だからコクーンを守って」と言い映像は終了。

 冒頭の繰り返しになるが、今回のPVは非常に深みのあるストーリーやドラマを感じさせる内容になっていた。これを見れば、発売に向けてのボルテージも急上昇すること間違いなしだ。

 とにかく、少しでも多くの人に見てほしい。

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システム変更により、2月1日以前の記事は
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